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7月16日 第16回生きづらさトークライブ!

オギー

2023年7月16日

ゲスト えりかんさん

今回のゲストは、ドキュメンタリードラマ「ケーキの切れない非行少年たち」に出演されたADHD当事者&Youtuberえりかんさんでした!


〜紹介文〜

えりかんさんはADHD発達障害で境界知能当事者。YouTubeでは【えりかん】というチャンネル名で活動しており、チャンネル登録者数は6000人超え。大反響を呼んだ名著「ケーキの切れない非行少年たち」のドラマ化にも境界知能当事者として出演されています。


生きづらい者同士で過去と未来について語りました〜!


小学校から中学までは障害の特性や成績の悪さなどからいじめの対象になってしまっていたえりかんさん。高校からは通信制の学校に行き、今までの失敗を活かして寡黙なキャラクターを演じることでいじめられずに過ごすことができたそうですが過ごすうちにボロが出ていったそうですwしかし、そんなボロが出ても同じ当事者である友達もできたそうです。


診断は幼少の頃から受けていたけれど高校時に改めて発達障害の診断が降りてホッとしたそうです。

特別支援学校に行くことはできたものの、田舎の特別支援学校であったことから障害が重い人が集まっていたことで自分は合わない人と思い、いじめられても構わないから普通級に行くことを選んだようですね。


そこからは当事者会に参加したりyoutubeを始めることで自分が承認され重要してくれる居場所を見つけていけたそうですね。


高校卒業後は進路が決まらずB型作業所で働くも賃金が低すぎてやめ、その後特例子会社で働くもトラブル等の関係で外の社会で働きたいと考えるようになります。


アパレルの障害者枠の面接を受けてみるものの採用されず、就労移行支援に通って再度面接を受けるものの受からず。方向転換し地元のバイトやリゾートバイトを長く続かない状態になってしまったそうです。その後も障害者枠で働くものの結果は同じ。


これは多くの発達障害や当事者に言えることですが「長期就労できない」「障害者雇用でも仕事がなく社内ニートになってしまう」ことが挙げられます。


理由としては、「任される仕事が少ない、もしくは全くない」「配慮が建前になっている」「継続してもキャリアアップが望めない」などです。


えりかんさんはお手洗いに1時間いても何も言われなかったそうです。それほど任される仕事が少ないので必要とされていたり役に立っている実感を得ることが難しいのかもしれません。


生きづらい当事者たちには「ここにいていい。安心できる。信頼できる。」という居場所と「自分にもやれることがある、役に立てる」場面が必要です。 社会的に孤立することで生きようと思ったり頑張ろうと思う意欲が失われ精神的に荒廃していきます。逆に言えば社会的な良い関係を築く機会があれば意欲を取り戻すことができるわけです。 「当事者にとって社会的に良い関係を築く機会を増やすこと」が生きづらい当事者にこそできることの一つであると考えています。




■ゲストADHD当事者YoutuberえりかんさんTwitter https://twitter.com/ADHDYoutuber


■えりかんさんYoutubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCc7Ddgse-8UkeODJpKr1bQA


■紹介記事https://1234times.jp/article_62041.html


 





 


 





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