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12月4日 第8回生きづらさメタバース トークライブ! 

オギー

2022年12月4日

生きづらい人が楽しくなるための方法を考えるトークライブ!

今回は来ていただいたゲストは発達障害ママのまどりさん(@madori_hanaiさんです!


まどりさんはフルリモートの障害者雇用事務職で働いていらっしゃいます。

自分が当事者だと気づいたのは10年ほど前。


Twitterでは「健常者を超えた障害者」と炎上したことがあるそうです。笑 学生時代は遅刻が多かったけれど勉強ができたのでそこまで責められることなく過ごせたそうです。人間関係もちょっとしたズレを感じるくらいで問題なかったそう。


社会人から問題が徐々にあらわに。

「朝起きられない」「雑談しながら記録を書くことができない」など発達特性からくる問題発生が続きを職を転々としたそうです。

あるクリニックでは「足首のテーピングが何回やってもできない」「AとBのCを持ってきて!と言われたのにすぐにAとBを持ってくることを忘れてしまう」など仕事がうまくできず先生から嫌われてしまい辛い思いをしたそうです。


短大→就職→看護学校(働きながら)→大学(働きながら)→再び働く→うまくいかない→精神保健福祉士の学校⇨この学校で初めて「大人の発達障害」について知る。(2009年)広汎性発達障害の診断。(2010年)手帳を取得(2011年)


今まで失敗を続きで「どうしてうまくいかないんだろう」「自分はダメだ」と自責を繰り返してきたので診断をもらってホッとされたそうです。

今の診断名は「ASD、ADHD、LD」。

ここで驚いたのは学業が優秀だったまどりさんが学習障害LDだったことです。「文字の読み書きスピードが小学生6年生並み」ということで専門の先生から診断されたそうで、学業優秀でもLDの人はいることは大きな発見でした。


障害者雇用に切り替えた後、パワポ作成が得意であることに気がついたそうです。

社長や常務のプレゼン資料を作成されています。

この時、「自分のやりたいこと、好きなことが得意なこととは限らない」ということに気がついたそうです。


社会に出ると求められるのは結果。


山ほど失敗しながらも腐らず、自分ができること、得意なことを見つけ自分に合った環境で働けるようになったまどりさんの努力と行動力は本当に尊敬します。


10年くらい痛い目に遭い続けてやっとストレスのない環境で元気に働けている今がある。

発達の方々は優しい方や一生懸命な方がとても多いのに、発達特性から出る様々なコミュニケーション不具合で人から嫌われて排除されてしまう。

本当に切ない。


まどりさんのような素敵な方を病ませてしまうのは社会的に損失だなと強く思いました。


当事者だからこそ当事者が「できること」にフォーカスできる。

ストレスの少ない環境がどんなものなのか明確にできると考えています。


1つの意見として「リモートワーク」が適している当事者はたくさんいると思います。

今までたくさんの当事者に会ってきて長期就労を実現されている方結構います。


当事者にとって大事なのは自分が肯定承認される場所を見つけること。

自助会や職場などの所属するコミュニティ。自分ができる仕事、楽しめる趣味、気の合う人たち。


自分に合った環境や人間関係を常に探して選び続けることが生きづらい人が楽しく生きる鍵だと思います。


まどりさんをロールモデルとしてこれからも頑張っていこうと思う会でした!

ありがとうございました!!


まどりさんは今まで50人当事者の悩み相談を受けてこられたそうです。

興味ある方はまどりさんへDMをどうぞ。まどりさんTwitter↓




 



 



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